これまでは山地で筆数も少なく、F社製の一般測量計算ソフトを駆使し、地籍図の作成(測量データから図面を切出し、注記を配置するまでのCAD編集)や地籍簿との地番の対応確認等の作業をほとんど手作業に近い状態で行っていました。
しかし、受注業務の規模拡大に伴う大量のデータ処理と共に、一筆地調査への対応にも迫られることとなり、地籍調査専用システムの導入を検討することにしました。
システムの導入にあたり、K社、U社のシステムと比較検討を行いましたが、地籍調査票、調査図素図、調査図、地籍簿、地籍図を作成する各段階において地籍調査支援システム(地籍調査事務支援システム、地籍調査図作成システム、地籍測量支援システム)の各システムが連動することによる点検機能の充実、ソフトウェア開発のみの会社ではわからない現場作業に即した機能(据付点の点検機能等)、近隣市町村での実績・評判等を重視し、(株)上智さんのシステムに決定しました。